「退院促進事業」を検証する
〜「まずは住居を!」アプローチの視点・ATCプログラムの実践から〜

 「今後の障害者福祉施策について(改革のグランドデザイン案)」が示され、障害者福祉の制度をとりまく状況は目まぐるしく変化しようとしています。「自立と共生の社会作り」と謳われていますが、何が変わりどう作られていくのでしょうか。我々は見極める目をもって今後に臨んでいくことが必要です。
72.000床の社会的入院の改善が掲げられ、退院促進事業も展開されるようになりました。その人らしく能力や適性に応じた自立支援が実現されるためには、地域資源の開拓・多様な視点からのアプローチの連携が欠かせません。ニューヨークで始まった「まずは住居を!」アプローチは、規則に縛られない自分の住まいを即座に得ることの支援から始めるプログラム(ハウジングファースト)で、当事者の選択を最優先することがリカバリーの促進には大変重要であり、この取り組みは従来の方法に比べ効果的だと言われています。アメリカではACTプログラムも充実していますが、日本ではどのように展開できるでしょうか。理念と現場の摺り合わせにはどんな課題があるのでしょうか。今研修ではこれらの分野に精通されている大島巌先生をお招きし、ご講演いただくと共にACTの科学的根拠に基づく実践なども報告していただく予定です。また、現場でこれらの実践に関わっておられる方にも話題提供していただきます。ぜひご参加ください。尚、今研修は臨床福祉専門学校精神保健福祉学科との共催となっております。

1.日  時 2005年9月3日(土) 午後1:30受付開始、午後2:00〜5:00
2.会  場 臨床福祉専門学校   練馬区石神井台3-35-21
交通      下記URLをご参照ください
http://www.rinsho.jp/rinsho_fl/access/access.html
3.内  容 @講  演 東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野
大島(おおしま) 巌(いわお)助教授
話題提供
退院促進事業との関わりから 
地域生活支援センターサポートセンターきぬた 金川洋輔氏
小規模・多機能ホームの実践から
スープの会  世話人 後藤浩二氏

*** 大島先生プロフィール ***

1986年東京大学大学院博士過程保健学専門過程終了(保健学博士)。国立精神・神経センター精神保健研究所室長、東京都立大学社会福祉学科助教授を経て、現在東京大学大学院医学系研究科精神保健学分野助教授。2001年10月から2002年7月まで、アメリカ・ペンシルバニア大学精神保健政策サービス研究センターにおいて在外研究を行う。
<主な著作>『日本の精神障害者』(共編)ミネルヴァ書房、『新しいコミュニティ作りと精神障害者施設』(編著)星和書房、『精神科リハビリテ−ションと家族の新しい動向』(編著)悠久書房、『障害者福祉とソーシャルワーク』(共編)有斐閣、『ケアガイドラインに基づく精神障害者ケアマネジメントの進め方』(共編)精神障害者社会復帰促進センター、『ホームヘルプガイドラインに基づく精神障害者ホームヘルプの進め方』(共編)精神障害者社会復帰促進センター、『精神障害者のホームヘルプサービス』(共編著)中央法規出版、ほか。

Aグループディスカッション
B全体での振り返り
4.参加費 会員:無料   非会員:1.000円
参加希望の方は、別紙申込み用紙に記入の上、8月31日までお申し込みください。
終了後懇親会を予定しております。どうぞご参加ください。




東京精神保健福祉士協会 事務局
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