第22回東京精神保健福祉士協会総会・講演会
心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った対象者の社会復帰を促進することを目的として、平成17年に医療観察法が施行されました。
施設と人材の不足、処遇困難など・・・さまざまな課題を耳にすることはあっても、実際のところよく分からないという方もおられるかと思います。医療・福祉・司法の連携がどのように図られているのか、関わる機会が少ない分、学びも大きいと考え、本テーマを演題にさせて頂きました。
法施行から約8年が経過し、地域生活を行う対象者は増加しております。一方、精神保健福祉法改正の影響から、“病院から地域へ“の流れは加速し、精神障害を持つ方の地域生活支援は重要さを増していくことと思います。システムが先行する中、現場で働く我々の技術・価値の向上が求められます。
今回、医療観察法制度が対象者に適用される過程、支援の現状といった概要とともに、対象者が地域生活を行う上で生じる課題に対し、どのような支援が提供されているのか、社会復帰調整官、医療機関PSW双方のお立場からご講演いただきます。
記
【日 時】2013年6月1日(土)13:30−14:45(受付13:00〜)
【講 師】
鈴木 孝男氏(精神保健参与員、特定医療法人社団 聖美会 多摩中央病院 精神保健福祉士)
稲村 義輝 氏(法務省東京保護観察所社会復帰調整官)
【会 場】井之頭病院 1号館 9F 大会議室 (三鷹市上連雀4−14−1)
【交 通】別紙案内図をご覧ください。
【参加費】会員:無料 非会員:1,000円
以上
※ 講演会終了後、第22回東京精神保健福祉士協会・第9回(社)日本精神保健福祉士協会東京都支部総会が行われます。東京精神保健福祉士協会会員、及び日本精神保健福祉士協会東京都支部会員の方は引き続きご参加ください。